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実大振動実験

実大振動実験:震度7の揺れに10回連続で耐え抜いた家

 

※1: 観測地震波は震度6強であるため、加速度を110%・120%にして震度7とした。
※2: 観測地震波震度6強の加速度に対し200%とした。

 

 

震度7の地震を10回連続で加振実験

南海トラフを震源としたマグニチュード9以上の地震が発生する可能性が国からも公表されています。2017年に入ってから日本列島各地で震度3以上の地震がすでに70回以上発生しています。また、台風が北海道に上陸したり、大型化の傾向にもあります。ゲリラ豪雨の頻発や局地的集中豪雨、竜巻の発生など、日本列島をとりまく自然環境は、大き<変わってきています。残念ながら、今までの常識や経験値だけでは対処不可能な自然災害、特に大きな地震が近い将来来ることを現実問題として考える必要があります。そこで今まで日本列島で発生した「震度7」の地震に耐えられるのか、実大実験が行われました。

 

 

震度7の後でも暮らせる家が必要


激動期に入ったとみられる現在の地球

南海トラフを震源とした大地震が発生する可能性が国からも公表されていると同時に、これまで長い時間をかけて積み重ねてきた地展予知に関する研究でも、正確な地震の予知は困難だという報告も最近発表されました。
地球規模で考えた時、現在は激動期に入っているという分析もあります。地球上で発生している震度6以上の地震の3割近くが日本列島附近で発生していることを踏まえてみても、少なからず大きな地震が近いうちに発生することは間違いありません。


気候変動による外的な影響の強大化

地震だけでなく、世界各地で発生している気候変動に伴う自然災害も見逃すことができません。台風の強大化やゲリラ豪雨など、住宅を取り巻く環境が大きく変わってきています。地震はもちろん、風による外圧、雨による影響も考慮しながら住まいを設計する必要があります。
現在の建築基準法は1950年(昭和25年)に制定され、2000年(平成12年)に品確法による耐震基準が制定されましたが、その後も2011年(平成23年)に東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)、2016年(平成28年)には熊本地震と震度7クラスの巨大地震が発生しています。


経験していない強い揺れや繰り返す揺れの発生

また、地震計測の技術や観測網が進化することにより、震源地近くでの観測も可能になり、東日本大震災や熊本地震のように、直下型の揺れでは想定以上の大きな揺れが発生することも分かり、さらに震度7クラスの揺れが何度も繰り返すということも分かってきています。我々人類の経験や知見ではまだまだ分からないことも多く、想定以上のことが起きうる可能性が非常に高まってきています。


震度7の巨大地震を10回繰り返して実験

私たちは、この20年間の間に震度7クラスの巨大地震を何度も経験していることから、少なくともその経験を生かした住まいづくりが必要だと考え、「耐震等級3」の住宅を扱っています。
建築基準法で定める性能を超えた独自の厳しい基準。本当に震度7クラスの揺れに耐えることができるのか、茨城県つくば市にある「国立研究開発法人土木研究所」の三次元振動台装置を使用しての、これまで日本列島を襲った震度7クラスの地震を連続して加振するという、大変厳しい実験内容です。
1回目は熊本地震前震。2回目は熊本地震本震。3回目は束北地方太平洋沖地震(東日本大震災)観測地震波の120%。4回目は兵庫県南部地震(阪神淡路大震災)JR鷹取観測波の 110%。5回目は新潟県中越地震。6回目は兵庫県南部地震(阪神淡路大震災)神戸海洋気象台観測波の110%。
以上6回の震度7の揺れに加えて、さらに兵庫県南部地震観測波の200%加振を与えた実験を計10回連続して行い震度7の後でも暮らし続けることができるかどうかを検証しました。